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2009年3月26日 (木)

ワンルーム・ディスコ

 Perfumeのニュー・シングル“ワンルーム・ディスコ”がリリース。早速入荷日に店頭に走りました。

 曲はそこそこ良いと思います。が、〈一人暮らしを始めたばかりの若者〉を描く詞には「なんでこのテーマ?」という感が……よく〈等身大〉とか言われる類のものですね。この時期にはぴったりかもしれませんが、この路線で何をめざしているのでしょうか……。

 で、カップリングの“23:30”。各所で〈ジャジー〉とか評されていましたが、確かにジャジー・ヒップホップ~トリップ・ホップ的な音作りですね。でもこれ、〈Perfumeはこんな曲もやっちゃうんですよ〉という領域を出ていないような。宇多丸師匠がよく言うところの〈出オチ〉。うーん。Perfumeチームには好き勝手にやってほしいですが、こういうのはどうも……。

 とまあ、いろいろ書いてみましたが、私がいま確実に言えることは「5月のPerfume代々木第一体育館公演が異常なくらい楽しみ」ということだけです。

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2009年3月18日 (水)

パラダイム・シフト

 先日センター街でこの曲が流れていて度肝を抜かれました。

 supercell feat. 初音ミク「メルト」

 ここをご覧の方がどれだけ初音ミクをご存じかはわかりませんが、初音さんは「ロボットにメロディーを歌わせるPCソフト」であり、そのロボットの設定上でのキャラクターであり……というところでしょうか(説明しづらい)。
 で、動画投稿サイトで人気を博した音源をソニーからリリース。キラー・トラック“メルト”は再生回数400万回という人気ぶり。そしてsupercellは作曲者を筆頭にするクリエイター集団です。

 そのアルバム『supercell』が、5万枚以上を売り上げてチャートの4位に入りました。
 この状況だけ観ると、「ネットから生まれたマニアックなヒット」という感じですが、なかなかどうして、ここでは見事なまでのパラダイム・シフトが起こっています。

 音楽シーンに異変? 「初音ミク」チャートインの理由
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090310/1024495/

 長くなりますので続きます。

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2009年3月17日 (火)

EVOLUTION その2

 前回あれだけ書いたのに、まだまだ書き足りません。こんな作品初めてだよ!

 取り急ぎ「DRAGONBALL EVOLUTION」を象徴する鳥山明先生のコメントを転載させていただきます。

        脚本やキャラクター造りは原作者としては
   「え?」って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、
      スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。
    ボクやファンの皆さんは別次元の『新ドラゴンボール』
        として鑑賞するのが正解かもしれません。
もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!
             おおいに期待しています!!

               原作者  鳥山 明

 原作者が「え?」って。すべてが行間に詰まっています。まぁ、確かに別次元ではあるけど……。

 それと、有名なネタ系映画サイトの破壊屋さん。的確な指摘に憧れます。
 http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/html/2009/20090316_1.html

 

 または、DBEもこういうノリの馬鹿映画だったら良かったのかも。(※悟空も出ます)

 

 以上、とっ散らかっていますが関連情報としてご紹介でした。

 DBEが駄作だというのは一目瞭然ですが、そこで我々に問われるものは論評ではなく、「その駄作からどれだけのおもしろみを見出せるか」だと思います。

 なお、DBEの後に観た「チェンジリング」が凄まじい傑作に思えました。ちゃんとした映画だったし。

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2009年3月16日 (月)

EVOLUTION

(前回のつづき)
 ということで、早速観てきましたよ「DRAGONBALL EVOLUTION」!
 以下タイトルをDBEと略します。

 渋東シネタワーで鑑賞。なんと同館最大の794人収容のホールが会場とは。正直、劇場に入った瞬間から笑いが止まりませんでした。他のお客さんを観て「これがいまから2時間、共に闘う仲間たちか!」とか思ったりして(馬鹿)。お客さんの入りは……約3割といったところ。20~30代が中心で、男性が7割くらい。ポイントとしては

◆意外とカップルが多い(ホワイトデーだったのに)
◆ちびっ子が希少

 そしていよいよ上映となるわけですが、私はひさびさにワクワクしていました。浅草ジャズコンテスト以来の強敵。相手に取って不足なしです!

 さて、主人公の孫悟空は白人の高校生。祖父である孫御飯(アジア人)と共に修行に明け暮れる毎日です。学校ではついつい奇妙な言動を繰り返して変人扱いです。悟空の18歳の誕生日、御飯は悟空にドラゴンボールを渡します。が、時を同じくして復活したピッコロ大魔王がドラゴンボールを集め、世界を支配しようと活動を始めました……
 というのがあらすじです。以下、気になった点を挙げます。ストーリーに触れますので、「俺はちゃんとDBEを楽しみたいんだ!」という方は鑑賞後にお読みください。

◆本編上映前にPSP版DBEのCMが流れる。悟空の「カァメー、ハー、メー、ハァァアアア!」が忠実に再現されていてドッと笑いが起きる。なお、この日会場に笑いが起きたのはここだけ。

◆なで肩の悟空に多少の違和感。

◆ピッコロ大魔王は、どちらかといえば緑色した単なるスキンヘッドのおやじ。というかあまり出番がない。

◆巨大な飛行船から大地を見下ろすピッコロ。傍らにはアジア人女性(田村英里子だとさっき気付いた)。このアジア人女性がマイ(原作ではピラフの一味)であることに、最後まで説明がない。あと、巨大な飛行船がある割に、ピッコロ側の協力者はマイしか出てこない。じゃああの設備は誰が何のために?そもそもピッコロがなぜ復活したのかもわからない。

◆大猿を「オゥザルー」、気を使え!を「ユーズ・ユア・キー」とか、脱力ものの英語頻発。

◆悟空とガキ大将のバトルで、悟空がガキ大将の愛車のルーフに乗っているため、ガキ大将が振り下ろす鉄棒を悟空が避けるたびに車がボロボロになっていく……ってそんなわけあるか!気付くだろ!!

◆ピッコロに襲われて壊滅した悟空の家。悟空は家のなかで、偶然〈亀〉と書かれたオレンジの胴着を見つける。でも別に着ない。

◆廃屋となった悟空の家に、ブルマがやってくる。ドラゴンボールの波長を感じるレーダーを使い、奪われたボールを追うブルマは悟空と手を組む。が、悟空の家が壊滅していることに対するブルマの言及はなし。ドラゴンボールを追うことの危険性とかをここで描かなくていいの?というか全体的にブルマの扱いが雑。

◆悟空対亀仙人、悟空の放った影鶴拳(うろ覚え)が、たまたまブルマを直撃。5m以上は吹っ飛び、後ろのキッチンに激突するが、平然と立ち上がる。

◆でもブルマ役の子は可愛いので大体のことは許せる。

◆途中、ヤムチャの掘った穴に引っかかってしまう悟空たち。でも、その穴からドラゴンボールが出てきたので結果オーライ。

◆ヤムチャがどうみてもチンピラ。そして演技は素人。

◆天下一武道会のシーンでアナウンスが「次の試合は、中村 対 田中」。誰?

◆亀仙人(チョウ・ユンファ)の師父がなぜか黒人。挨拶は「ナマステ」。どんなキャラ設定だよ!

◆銃撃されて瀕死の重傷を負う悟空。亀仙人が悟空にかめはめ波を打ち込み、そのショックで蘇生させた。凄い!

◆ブルマとヤムチャのくっつき方があまりにも唐突。

◆せっかく集めたドラゴンボールをピッコロの一味(2人しかいないけど)に奪われる悟空たち。そうしたらピッコロが即座に残りもすべて集めた。テンポいいね!

◆満月を見て大猿、もとい「オゥザルー」に変身してしまう悟空。といってもサイズは人間より少し大きいくらい。それじゃ大きめのゴリラだろ。しかも悟空が自分を信じたら、変身が解けてすぐ人間に戻った。

◆そして最大の見所であろうかめはめ波!ここで誰も想像できない事態が発生。

◆シェンロンの動きがずいぶん軽い。

◆ある人物を蘇生させるようシェンロンに願うのだが、これ原作では「ピッコロに殺されたすべての人間」を蘇生させていたように思う。御飯おじいさんとか、死んだままだけどいいの?

◆エンド・クレジットで流れる浜崎さんの曲は、耳がキンキンするほどのハード・ロック!音楽的流行は潔く無視。

◆と思ったら曲はすぐに終わり、そこからエピローグ?が始まる。が、これもいろんな意味で衝撃的。

◆そういえばクリリンが出ていない。

 まだまだいくらでもあると思いますが、ひとまずこの辺で。
 そして私の感想としては、期待どおり!期待どおりの茶番で満足です!

 はたしてこの作品をどう評価すべきか? 駄作、迷作、失敗作などいろいろな形容詞が浮かびましたが、いちばんしっくりきたのは茶番。
 映画としては正直、ひどい出来です。でも、これはアリです。少なくとも、ここまでネタになる映画はあと数年出てこないでしょうし、いろんな意味で圧倒的な体験をさせてくれますから。

 終演後、「うわー、いまここにいる人、全員あれを体験したんだ!最後まで耐えたんだ!」と思うと笑意が収まりませんでした。

 映画が原作と全然違うものになっても良いと思います。さらに言えば、映画としての完成度もどうでもいい。壊滅的な出来であっても、それは織り込み済みです。ただ、原作への愛がほとんど感じられなかったことだけは残念ですね。それがすべての問題の原因なのではないでしょうか。

 私が行った日はサービスデーで、料金は一律1000円。
 劇場を出るとき、近くのカップルが
 男「今日が1000円の日で良かったよ」 女「1000円でも高いよ!」と楽しそうに話していました。
 私は1000円なら、そしてシャレのわかる人ならお勧めします。

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2009年3月10日 (火)

沖縄と映画

 いろいろあったのでざっとメモです。

■沖縄
 唐突ですが沖縄に行きましたよ。1泊2日。しかも初日は仕事。沖縄はひさびさでしたが、いつのまにあんなに全国チェーンの店ばかりになったの? 池袋大●軒(ラーメン屋)まであった。必要か? その代わり、昔ながらの小さな飲食店や雑貨店が廃屋と化しているのをたくさん見ました。

 普天間飛行場の建設予定地も見たんですが、あの海をわざわざ埋め立てて飛行場を作るなど狂気の沙汰。

 それと、嘉手納基地の広さに改めて衝撃。バスで横を通ったのですが、何十分行っても鉄条網が終わらない。沖縄の人は、こんな状況で暮らしているのか……

 最後にバスでひめゆりの塔に向かったのですが、とにかく本数が少ない。有名な場所なのに?と思ったら、その路線が赤字のために存続もぎりぎりだとか。

 と、上記のようなものを観てきました。

■映画
 かねてから思っていたのですが、「私はちゃんとした映画しか見ていないのではないか?」と。それはある意味で視野が狭いわけですから、もっと駄作も見ないと。
 そういう意味では「フレフレ少女」を逃したのは痛恨だし、「ラーメンガール」とかもチェックしておくべきでした。たまたま観る機会があった「僕の彼女はサイボーグ」は私に2時間ダメージを与え続けました。
 で、「少年メリケンサック」を観たのですが……これ、どう位置付けたらいいんだろう。まぁ、正直あまり笑えなかったのですが、佐藤浩市が若手バンドに「君たちはグランジ世代かな?」というところと、遠藤ミチロウやアナーキーの仲野茂がちょい役で出演していたのがおもしろかったです(客席はノーリアクション)。

 そしていよいよ「ドラゴンボール・エヴォリューション」ですね。
 http://www.youtube.com/watch?v=L5vU3jdkGGA

 映画の予告で、これほど絶望感を味わったのは人生で初めてです。

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