マリーシア
相変わらず新聞を読んでいたら「マリーシア ―〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする」という新書の広告がありました。以下、紹介文を引用します。
「サッカーは戦術や技術だけでは勝てない。日本が、国際舞台で試合を有利に運び、勝利を得るために、〈マリーシア〉が必要不可欠であることを提言する!」
〈マリーシア〉……皆さんご存知でしょうか。僕はこの言葉を高校生の頃、「俺たちのフィールド」というサッカー漫画(週刊少年サンデー掲載)で知りました。そこでは〈マリーシア〉とは〈ずる賢さ〉というニュアンスだったように思います。例えば、ボールの取り合いにしても、ファウルを取られないギリギリのところで腕を使って相手を押しのけるとか。接触プレイで、相手がファウルしたように見せかけるとか。
十数年前の漫画でも載っていたようなテーマをいま新書で?とも思いましたが、いまだにそれが実行されていない&いまならではの切り口で紹介されているのでしょう(←適当)。
でも、サッカーの日本代表が国際舞台で勝てないのは、マリーシアがどうこうより、もっと複合的な問題で……って僕が言うまでもないでしょうけど。
僕は2006年のワールドカップドイツ大会以降、サッカー日本代表の試合を1試合も観ていません。
とにかく衝撃的だったのは日本の……最終戦でしたっけ? その日は民放の放送だったと思うのですが、ハーフタイムが終わり、ベンチリポーターがこう言いました。
「ハーフタイムのジーコ監督の指示をお伝えします! パスを繋げ、ミスを減らせ、点を取れ、以上です!」
そしたらアナウンサーが「ありがとうございました!」と……
そこは「ふざけるな! てめえそれでも監督か!」という視聴者の声をアナウンサーが代弁するべきだと思うんですが。
その後はアナウンサーと解説者が雁首揃えてよくわからんことを喚いていたと記憶しています。
結局、事前に「ジーコじゃ戦えない、すぐにでも監督を変えるべき」と言っていたのはセルジオ越後くらいでしたっけ? サッカーに関しては新聞とテレビくらいからしか情報を得ていなかったのでよくわかりません(そもそももう昔の話ですし)。
それで敗戦後、責めを負うべき川淵(ジーコを推した主犯)は「次はオシム……あっ言っちゃった」でマスコミの批判を逸らし(というかそれで「えっ何? オシム?オシム!?」となるメディアもファンも××ですが)、ロクな反省も検証もないままヌルい感じでいまに至っているように思います。
あとこれも……確か2002年のワールドカップ?で沢木耕太郎氏が朝日新聞に寄稿していました。「このワールドカップで日本と韓国のサッカーが歩んできた道がはっきり表れるだろう。大した批判にも晒されず安穏とした環境でやってきた日本と、プレッシャーと批判のなかで戦ってきた韓国の」という感じでした。しかして、その結果は……。
ここ1年くらいの新聞で「代表の試合に客が入らなくなって、サッカー協会が頭を悩ませている」とか出てましたけど、そりゃ当然の帰結でしょう。その原因が理解できないかぎり絶対問題は解決しませんよ。心あるサッカー・ファンはどう思っているんですかね。
はい、いつも以上にうろ覚えと知ったかぶり満載でお送りしました。

























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