のぶ代「じゃあもう私ドラえもんの声やらないよ。森山周一郎にでもやらせておけば」
子供の名前について考える機会が多々ありました。
某紙に〈2007年度人気の名前は〉といった見出しの記事で、ベネッセが発表した人気ランキングが掲載されていました。
男性1位:大翔(ひろと) 2位:悠斗(ゆうと) 3位:爽太(そうた)
女性1位:陽菜(ひな) 2位:葵(あおい) 3位:さくら
どちらも1位は読みづらいですね。その他のランキングはこちら。これを見ると、自分の同級生にいたような名前がほとんどありません。これはベネッセが発表しているものですから、また実態とは異なるんでしょうけれど。
そして、MXTVで放送しているトーク番組〈談志と珍平の言いたい放題〉の少し前の回で、最近の子供の名前をテーマにしていました。
希空、爽羅、雪月花、稀星、想、七音、三二一、一二三……読めますか?
のあ、そら、せしる、きらら、こころ、どれみ、みにー、わるつ、と読むらしいです。あまりの衝撃に、思わず書き留めてしまいました。特に三二一ってまんま片仮名じゃないですか!!
なお、これに関する立川談志氏のコメントは非常に率直なものでした(でも不用意に書けません)。「視聴者もこれに負けずに、珍奇で突拍子もない名前を付けたらいい」とも仰っていました。
他にもこういった難読(という表現も不適切かもしれませんね。〈文字の読みが難しい〉という意味の言葉ですが、〈本来のものとまったく異なる読み方〉はまた別の問題のように思います)な名前があるかと思い、検索してみました。以下引用です。
・詩って書いてポエムくん
・空と書いて「らるく」は以前仕事で見かけた
・車好きな友達夫婦の子供の名前。長女:世里佳(セリカ。まだ普通) 長男:埜亜(ノア。まあまあ普通だし、かわいい) 次男:墨示威(ボクシー。いくらなんでもありえない)
・神王と書いてゼウス
・同級生(20歳)の子供がメルア。漢字は聞かなかった。
・絵女(えにょ)
実に強力な名前のオンパレードです。こういった名前を、便宜的に(?)〈珍名〉と呼ぶことにします。
・「信長」 別に子孫でも何でもない。大うつけって所だけ似てた。
これは難読ではありませんが、ちょっと好きなので入れてみました。
そして、先日も書きましたが友人夫婦に玉のような娘さん(まだ直接お目にかかっていないため想像ですが)が生まれました。彼らなら、決して妙な名前を付けたりしないだろう、と思ってはいたのですが……やはり、誰でも読める良い名前を付けていました。良かった、本当に良かった。いままで目にした情報が情報だっただけに、安堵もひとしおです。友人にとっては間違いなく大きなお世話ですが。
漢字とは由緒正しいもので、それ自体が意味を持ちます。表意文字ってヤツですね。それなのに、漢字の表面的なイメージだけを取って並べて、響きだけを優先した珍奇な読み方で成立させようという珍名は、漢字、そして日本語への侮辱にしか感じられません。
珍名が生活に支障をきたすこともあるでしょう。自分の子供が一生その名前で生きていくことに対する、親の想像力があまりにも欠如しているのではありませんか。そして、そんな珍名を推進するようなメディアには存在の価値……あ、このトーンはうざったいですね。えーと、じゃあこの段落はギレン・ザビ調で読んでください……というのも遅いですね。えーと、「あえて言おう、滓であると!!」(うるさい)
ま、結局は大きなお世話なんですけどね。
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